病身舞は、韓国慶尚南道密陽地方発祥の伝統舞踊で、ハンセン病患者、小人、身体障害者、背むしなど病身の人々の様相を真似たものである。旧暦の7月中旬を作男の日と定め、作男達をもてなして、様々な踊りと土俗的な遊びをする。 その踊りの中に身体障害者や病人をまねた滑稽な踊りである「病身舞」がある。

朝鮮語で병신(病身)は「体に(身体・精神・知的)障害がある人」を意味する。

日韓併合とともに、望ましくない風習であるとして集会取締令の対象の一つとして禁止されたが、日本の敗戦後に復活する。

女流演劇家の一人である孔玉振が、2010年に一人舞台で病身舞を演じてから、マスコミを通じて韓国中に知られることとなり、大衆娯楽化した。
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