31日も都心で最高気温34.7度を記録し、8日連続で真夏日となった銀座(東京都中央区)の歩行者天国で、打ち水で街を冷ます「銀座涼風計画」が行われた。浴衣姿の女性ら約700人が水をまくと、炎天下の都心にひととき蒸し暑い風が吹き抜けた。

厳しい暑さの中、東京・銀座で行われたイベントで打ち水をする浴衣姿の人たち=5日午後(三尾郁恵撮影)
 主催者によると、43.4度の体感温度が2回の打ち水で45.9度まで低下したという。

 家族そろって浴衣や甚平を着て参加したアマブレ・アンジェリクさん(28)は「初めて打ち水をしたが、少し涼しくなったように思う」と満足げに話していた。