日大アメフト部の部員 大麻とみられる薬物所持か 大学が調査
2023年8月2日 11時40分

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日本大学アメリカンフットボール部の部員が大麻とみられる薬物を違法に所持していた疑いがあることが分かり、大学が調査を進めるとともに、警視庁が見つかった植物片の鑑定を行うなど捜査しています。

日本大学や関係者によりますと「アメフト部の部員が寮で大麻を使用している」などと情報が寄せられ、大学側が調べたところ、先月、植物片が見つかったということです。

大学は部の活動を停止させたうえで、部員全員や監督、コーチ、それに退部した元部員から聞き取り調査を行い、先月22日には保護者会を開きました。

大学は警視庁に相談していて、警視庁は植物片の鑑定を行うなど捜査を進めています。

日本大学のアメフト部は5年前に悪質なタックルをした重大な反則行為で公式戦への出場資格停止の処分を受けるなどしたあと、再出発していました。

一方、日本大学では、3年前の2020年にラグビー部の部員が大麻を所持していたとして逮捕・起訴され、ラグビー部は活動を一時的に停止していました。