巨人ではオープン戦から打撃好調で存在感を見せ、開幕スタメンを勝ち取るなど、ようやくブレークの兆しを見せる。しかし、その後は好不調の波が激しく、1軍と2軍を行き来する日々が続いている。

「梶谷隆幸、丸佳浩、秋広優人、ルイス・ブリンソン、アダム・ウォーカーと、巨人の外野の層は12球団随一の厚さ。オコエがレギュラーの座を勝ち取るには、並み居る強打者を倒さねばなりません。

しかし、現状ではこうした選手に遠く及ばず、このままでは楽天時代と同様、数年後に放出されるかもしれません」(スポーツ紙記者)

「オコエのキャリアハイは、41試合出場ながら打率3割、ホームラン3本、11打点を記録した2年目のシーズン。それ以外では、いずれも打率2割前後に留まっています。今季もここまで打率.243、2本塁打、6打点と、楽天時代からさほど成績は変わっていない。

高いポテンシャルを見込まれ、出場機会を求めて移籍したことになっていますが、これでは『機会がなくて活躍できなかった』のではなく『元からこの程度の実力だった』という厳しい評価が下されてしまうでしょう」(同・記者)

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