「うるさい」…米国で8歳の女の子を射殺した近所の男性
https://news.yahoo.co.jp/articles/512fd314bb51fd3d8f346015f3708658d204b993

米国で40代男性が「うるさい」と言って、スクーターに乗って遊んでいた8歳の女の子を射殺する事件が起きた。

7日(現地時間)、シカゴ現地メディアによると、今回の事件は5日午後9時30分ごろ、シカゴ郊外にあるポーテージパーク地区で発生した。

警察は目撃者の証言に基づいて「被害を受けたセラビ・メディナ(Serabi Medina)ちゃん(8)は家の前の路地の一角に集まって立っている隣人の間でスクーターに乗っていた」とし「この時、道の向かい側の低層アパートに住むマイケル・グッドマン(Michael Goodman)容疑者(43)が近づいてきて『うるさい』と不満を言いながらメディナちゃんに向かって発砲した」と明らかにした。

事件発生場所にはメディナちゃんの父親(52)も一緒にいたことが分かった。彼はグッドマン容疑者が銃を向けるのを見てこれを阻止しようとしてもみ合いとなり、この過程でグッドマン容疑者は実弾1発を自分の顔に撃って負傷した。

メディナちゃんは頭に銃弾を受けて近くの病院に運ばれたがまもなく死亡判定を受けた。グッドマン容疑者も病院に運ばれて危篤状態で治療を受けている。

警察は7日、グッドマン容疑者の身元を公開して彼を1級殺人容疑で起訴したと発表した。

近所に住むメーガン・ケリーさんは「容疑者はよく道で遊んでいる子どもたちに『うるさい』と言って大声を出していた」とし「近所の人たちはできるだけ彼と接触しないようにしていた」と現地メディアに伝えた。メディナちゃんの父親は家族が銃器暴力被害を受けたのは今回が初めてではないとしながら「メディナの母親も2018年に銃に撃たれて亡くなった」と付け加えた。

一方、シカゴでは先週末27人が銃に撃たれて7人が死亡するなど銃器事件が絶えない。