カナダメディア「ザ・スコア」は8日（日本時間9日）、ナ・リーグ西地区に所属するジャイアンツの選手が、今オフにFAとなるエンゼルス大谷翔平投手（29）にロビー活動を展開している、と報じた。

【写真】始球式を行うロサンゼルス・ギャラクシーの吉田麻也と身をかがめるエンゼルス大谷

　オールスター右腕のアレックス・カッブ投手は「ジャイアンツ、ドジャース、カブスは、彼が最初に契約を結んだ際にリストの上位にいたと聞いていますが、当時は（ナ・リーグに）DHがなかったため、現実的ではありませんでした。今はそうでなくなったため、大市場で長期間勝ち続けられる場所に行きたいと思っていると思います。（本拠地）サンフランシスコには大きな日本人のコミュニティーがあります。私たちが十分なお金を用意すれば、可能性は十分あると思う」と力説した。

　オールスター出場3度のブランドン・クロフォード内野手は「過去15年間で（ジ軍は）ワールドシリーズを3回制覇しています。これは（交渉の）良い出発点です。このチームは勝利に必要なことをしようとする歴史がある。彼は勝ちたいと思っていると聞いているし、他のことはすでに成し遂げている彼にとって、ワールドシリーズが主要な目標になるでしょう」と話した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a0289c5ebd8d3a4c7610f7060f5a7fe52b44d3d0

　ジャイアンツはロサンゼルスでエンゼルスと3連戦を戦っており、8日はエ軍が勝利した。