USLチャンピオンシップ(USLC)のサクラメント・リパブリックFCが、13歳FWダヴィアン・キンブローとプロ契約を締結した。

2021年にサクラメントの下部組織に入団したキンブローは、今年6月にベルギーで開催されたU-13バスベルデカップに、ニューヨーク・レッドブルズ・アカデミーのゲストプレーヤーとして参加。6得点を記録するなどの素晴らしいパフォーマンスを披露し、大会MVPに輝いた。

また、それ以前にもU-13チーム所属中には31試合27得点。U-14、U-15の大会に参加した際には、50試合に出場して34得点という驚異的な成績を収めている。

そして、キンブローは13歳5カ月13日にしてサクラメントとプロ契約を締結。アメリカ史上最年少のプロサッカー選手となった。

サクラメントの会長兼ゼネラルマネージャーを務めるトッド・デュニバント氏は「彼は年齢が上の選手たちと競い合い、トップレベルの大会で輝きを放ってきた。一流選手になるという夢のために全力で取り組んできた稀有な才能の持ち主が、トップチームの練習場に足を踏み入れることとなる」とコメントした。

なお、キンブローのトレーニングスケジュールは、家族と相談のうえでUSLの安全対策ガイドラインに従ってスポーツ医学スタッフによって調整されることになる。自身の成長に重点を置き、トレーニングと教育のバランスをとる予定であり、将来はアメリカサッカーではなく欧州への移籍を検討しているとのことだ。