0001それでも動く名無し
2023/08/10(木) 18:12:19.25ID:iXdQFHy2d【写真】ジャイアンツ戦に先発した大谷。10勝目を挙げ、2年連続での「2桁勝利、2桁本塁打」を達成した
■米紙「野球の歴史に新たな一歩」
エースとしての自覚は、この日のマウンドでも凝縮されていた。
序盤は制球に苦しんだ大谷だが、落ち着きを取り戻した四回以降は安打を許さず、六回を投げ終えたところで降板。エースの粘投に打線も奮起し、節目の10勝目を飾った。昨季は自己最多の15勝を挙げ、34本塁打をマークして1918年のベーブ・ルース以来104年ぶりの「2桁勝利、2桁本塁打」を達成したが、2年連続での快挙は史上初。「10勝・40本塁打」の達成もMLBでは初めてとなった。
大リーグ評論家の福島良一氏は「昨年の疲労も残っているとは思うが、ここまで大きな故障もなくシーズンを過ごしていることが、素晴らしい成績を残している要因の一つ。2年連続の『2桁本塁打、2桁勝利』の達成は当然すごいことだが、昨年以上に価値があると言っていいのでは」と指摘する。
前人未到の記録達成を受け、米国メディアも相次いで取り上げている。MLBの公式サイトは「大谷がより多くの歴史を作る」との見出しで速報。米紙ニューヨーク・ポスト(電子版)も「エンゼルスの二刀流スーパースターは疲労を乗り越えて勝利を収め、野球の歴史に新たな一歩を踏み出した」とたたえた。
■「マーケティング上の利益を伴う最高の選手」
一方、米スポーツ専門局の「ESPN」(電子版)が8月7日に発表した最新のFAランキングでは、大谷が1位に。「マーケティング上の利益を伴う最高の選手」と指摘し、総額で6億ドルに達する可能性を指摘した。
「2年連続で2桁勝利を達成することが難しい中、今回の達成によって(投手としての)評価も上がる。6億ドルという額も十分にありえる数字」と福島氏。今回の快挙達成によって、オフにFAを迎える大谷にとっては超大型契約に向けた追い風にもなりそうだ。(浅野英介)
https://news.yahoo.co.jp/articles/b0cc2763291429035ac7388b43ea3224fd7ac349