「新記録のために死にかけのポーター見捨てた」…ノルウェーの登山家が炎上
https://news.yahoo.co.jp/articles/71d38da5167b0591da6a8e4fcebe45798564f0c6

ノルウェーの有名登山家が記録欲で死にそうなポーターを助けずにヒマラヤ登頂を強行して炎上するとこれを否定した。

CNNが11日に伝えたところによると、ノルウェーの女性登山家クリスティン・ハリラさんが先月27日に現地ポーターとともにパキスタンにある世界で2番目に高い山のK2に登頂した。

これによりハリラさんらは世界で標高8000メートル以上の高峰14座を3カ月と1日で登頂する新記録を打ち立てた。

しかしその後、彼らが登頂途中で急な崖から落ちロープで逆さに宙づりとなり最後に死亡したポーターを見ながら救助しなかったという疑惑が起き批判が出た。

ハリラさんは自身のホームページを通じても「できることはすべてした」として積極的に釈明に出た。彼女はこうした疑惑で殺害の脅迫を受けているともした。

ハリラさんは「ポーターは羽毛ジャンバーを着ておらず腹部が雪と風、低温に露出しており非常に危険な状況だった。狭い通路に多くの人がいると救助がさらに危険になる場合があるため先を進むことに決めた。残った人の数を考えればポーターが受けられるすべての助けを得られると考えた」と繰り返し明らかにした。