香港の民間調査会社がネットでアンケートを取ったところ、嫌いな国第一位が日本となり、89%が日本を嫌悪すると回答したと言う。これは台湾の75%を大幅に上回る数値だ。

日本を嫌悪する理由の第一位は日本の中国侵略への歴史的恨みであり、第二位は放射性廃棄物の海洋投棄となった。

また、台湾で紛争が起きたときに日本を攻撃するべきかという問題に関しても、70%がはいと答えた。その理由として、両岸併合の妨げとなるからという理由が3位、琉球を不法占拠したからが第2位、中国侵略への報復が第1位となった。

日本の世論では台湾有事に日本が関わるかが争点となっているが、中国世論では台湾有事を単なる内政問題ではなく、日本への報復として認識し始めているという、ギャップが浮き彫りになった形だ。