【仮説】投票率の低下はインターネット(特にSNS)が原因ではないか─について論考
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
投票率の低下はインターネットが原因ではないか
続く まずインターネットが登場する前は各々は比較的閉じられた世界にいた
入ってくる情報も新聞やテレビなどに限られていた しかしインターネットが普及し特にSNSが普及するとこれが一変する 民主主義を勝ち取った経験がないから投票の意味を理解してないだけやろ そういった過激なものはことインターネット、特にSNSでは目立つ そしてなまじっか相当な影響力を有して、更に支持されているかのような幻想に陥る これは単純な情報だけに限らない
特に「人」に関する情報は明らかに「視野を広げて」くれる
もちろん悪い方向にも 今まではある程度の学歴層には同等の人間しかいなかった
今でもリアルではそうだろう
でもインターネットは違う 自分とは完全に別世界に生きる層をまざまざと見せつけてくれるのがインターネット
暴力的に言うと東大卒が中卒の世界を垣間見ることすらできる そうした「知る必要ない世界」を知った人間はどうなるか
「へー興味深い」となるかもしれない
ただそれが投票行動的文脈においては負の作用をもたらす 日本は世界でも数少ない確立された民主主義国家だ
一人一票が平等に割り当てられている
いいことだ
でも逆に言うと一人一票しかないのだ インターネットの登場前の手触りの良い世界観では世界は自分のコントロールが及ぶような幻想にあった
ところがインターネットの登場で「こういう人たちと自分が同じ一票しか持たないのか」という気付きから
世界は自分のコントロールの及ばないものだと否応なく気付かされてしまう ネットが普及する前の90年代から減り続けてるから
イッチの考察は間違ってるで 投票によっては何も変わらない
だって自分の一票より有象無象の数票のほうが圧倒的に民主主義社会では権力的だ
そう気づくと投票という非合理的行動のインセンティブは急激に失われる とりわけ政治意識が本来高いはずの高学歴層にこれは顕著だろう 端的に言えばインターネット登場以前には同質性を前提として投票していた高学歴層が
投票行動を控えてしまうという事態に陥る 有象無象より団体で組織的に票合わせしてる奴らの方がよっぽど力持ってるだろ 投票行動を支えていた同質性の幻想がインターネット、特にSNSの登場でその幻想が打ち砕かれ
支柱を失った結果、投票行動を控える結果となる
これにより投票率が下がっているのではないか 投票率が低いのは自民党がネット工作に力を入れてるからやろ
自民党を好きでも嫌いでもない層には「自民党もクソだが野党よりはマシ」と思わせて票を誘導
嫌いな層には「選挙に行っても何も変わらない」と思わせてそもそも投票に来させない
それに国民がまんまと引っかかってるだけの話 この事態に対抗するには投票行動に本質的に経済合理性を付与する以外にないのではないか
しかしその方策は思い至らない
強いて言うなら投票の義務化だろうか マイナンバーカードもあるわけだしネット投票もできるやろ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています