■「公式がこれ言うのはおかしい」

 発端となったのは、13日のヤクルト-阪神戦(京セラドーム大阪)で5回に今野投手が投げた球が阪神・梅野隆太郎捕手の左手首を直撃したこと。試合後の岡田彰布監督のコメントによると、このデッドボールで左尺骨を骨折し、今季は絶望とも報じられている。

 一方、試合後、ヤクルト公式サイトは「フォトギャラリー」のコーナーで今野投手の登板中の写真を公開。公開されたページは「今野投手が2回無失点」と題され、本文には「今野投手は5回から2番手として登板すると、2回無失点に抑える好リリーフを見せました」とつづられていた。

 しかし、この「好リリーフ」という表現に対し、ネット上からは、

「梅野骨折さしといて好リリーフはねぇよな」
  「公式がこれ言うのはおかしいし触れなきゃいいのに」
  「敵チームの主力を破壊しておいて『好リリーフ』ですか」

といった批判が相次いだ。

 その後、ヤクルトは当該記事を削除した。