金泰均は日本での1年目に4番打者で打率2割6分8厘、21本塁打、92打点を上げた。1年目としては無難な成績だ。前年リーグ5位だった千葉ロッテは、その年の日本シリーズで優勝も果たした。しかし、金泰均は優勝の感激を全く感じなかったそうだ。
「(チームで)誰も僕に『よくやった』『苦労したな』と肩をたたいてくれる人がいませんでした。傭兵はチームの成績に関係なく、とにかく自分の成績で結果を出さなければなりません」

このころからストレスが雪だるま式に増え始めた。
「野球をしていて、いつも『チームの成績は個人よりも優先』と考えてきましたが、それを一瞬にして変えるのは簡単ではありませんでした」。
打席でも楽しさを感じなかった。日本の選手がホームランを打つとコーチたちがハイタッチを求めてくるが、自分が打つと「傭兵だから当然」とでもいうように手も出さなかったという。
「僕はとても気が小さく敏感な性格なので、小さな音が聞こえても眠れません。小さなことが積もり積もって、僕のすべてをささげた野球がだんだん嫌になりました」

◆野球:金泰均、千葉時代の苦悩語る
http://news.livedoor.com/article/detail/6148018/
参考動画
http://www.youtube.com/watch?v=LGw1HOsPPVk
https://youtu.be/qcrSLazzCOw
https://youtu.be/frOsSy-aDY0
参考画像
https://i.imgur.com/gcXAIVD.jpg
https://i.imgur.com/M5Yuh6P.jpg
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