国家統計局は15日、若年失業率など年齢層で分けた失業率の公表を一時停止すると発表した。労働力調査という統計の整備を理由に挙げた。大卒生の就職難は深刻で直近6月の16〜24歳の失業率は21.3%と、3カ月連続で最高を更新した。データ未公表の期間が長引けば実態を把握しにくく、雇用政策に悪影響が出かねない。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM1521V0V10C23A8000000/