今年度の国家公務員の一般職試験の倍率は3.2倍で、3年連続で過去最低を更新しました。

今年度の一般職の合格者数は8269人で、これまでで最も多くなった一方、試験の申し込み者数は、これまでで最も少ない2万6319人でした。

これにより、試験の倍率は3.2倍となり、3年連続で過去最低を更新しました。

人事院は「コロナ禍で控えられていた民間企業の採用活動が活性化し、申し込み者数の減少につながったとみられる。『国家公務員離れ』とも言える状況に歯止めをかけるため、公務の魅力向上や発信に努めたい」としています。

一方、女性の合格者は3336人、割合にして40.3%となり、人数・割合ともに、これまでで最も多くなりました。