0001それでも動く名無し
2023/08/19(土) 12:38:16.75ID:Mhw58v0gMしかし、その後のベンチの浅野の起用には「本気で育てる気があるのかと言わざるを得ない」と異を唱えた。初本塁打を放った後の〝3打席目〟は6回一死一、二塁の絶好機で巡ってきた。ここで首脳陣は相手2番手・栗林が右投げとあって、浅野に代打・丸を送った。一塁走者も中田翔に代走で俊足の門脇を送り、併殺打のリスクを下げて攻勢をかける〝勝負手〟に出た。
ただ、丸は最悪の二ゴロ併殺に倒れて攻守交代。大下氏は「巨人軍は勝たないといけないチームであることは分かる」とした上で「本気で育てるのであれば、とことん使うべきだろう。ましてや初本塁打を打った直後。最も気持ちも乗っている時だ。打てなくても試合で使い続けることで選手はミスをしながら、どうすればいいのかを自分で考えて成長していく。あそこで丸がミスをして、何を得るのか。いかにも中途半端。これでは若手は育たない」と一刀両断した。
もっとも、浅野は駆け出しも駆け出しの身。丸とは経験も実績も雲泥の差があるのは確かだ。初アーチ直後の交代劇には巨人が抱える「勝利と育成の両立」の難しさがにじみ出る一幕となった。