コーエーテクモホールディングスは歴史シミュレーションゲームの草分けとして知られる
代表作の「信長の野望」と「三國志」は35年以上にわたって新作を出し続けてきた。
ゲームクリエーターでもある襟川陽一社長は「コアファンを意識して必ず新しい切り口を入れている」と語る。
野望は「グローバルで活躍するIP(知的財産)」を育てることだ。

――ゲームプレーヤーの変化は感じますか

「一言でいうとゲームをプレーしないゲーム好きの方が増えてきたなと。
最近はユーチューブなどで自分のプレーをアップする人が多くなりました。それを見る人たちは面白いねって見ていますが、
全然ゲームプレーしていないんですね」

――コアファンと新たなユーザーのどちらに主軸を置いていますか

「ずーっとコアファンを中心にやってきました。新しいファン層にも入っていただけるよう配慮はしています。
ただ中心はやっぱりシリーズのファンですね。前作と同じだと『また同じか』になってしまうので、
必ず新しい切り口を入れるようにしています」

https://style.nikkei.com/article/DGXZZO57822650Y0A400C2000000/