マッコイ斉藤が感じるテレビ業界への危機感「従来のテレビはもっと幅広いものだった」

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テレビの制作現場では、1日に何回も『それってコンプラ的に大丈夫なの?』って言葉を耳にするという。そこで不安になったスタッフは「※絶対に真似しないでください」「※特別な許可を得て撮影しています」など逃げのテロップを打つようになった。コンプライアンスという名の亡霊に縛られ、とんでもなく狭い世界で番組を作らされているディレクターや放送作家は被害者になっているとマッコイ斉藤氏は憂う。

「従来のテレビって、もっと幅広いものだったじゃないですか。高校でたとえるなら、水産高校も工業高校も通信もあるような感じで。だけど今は全部が普通科じゃないといけないといった風潮が強すぎて。息苦しいですよね。テレビは完全に去勢されています。

今は容姿いじりなんて完全にご法度ですからね。それどころか、“美人”というフレーズすら『美人じゃない人が傷つくかもしれない』とたしなめられる有様です」