セガは実際にドリームキャストミニの発売を検討していたが、品質とコストへの懸念から断念したとレトロゲームの第一人者が主張している。

「コンソール(ゲーム機)として発売する場合、300ドルぐらいにはなるだろう。本物のハードウェアを搭載する必要があり、それを実現できるほど技術はまだ安くなっていない」と言われたとのこと。

「みんな100ドルを期待しているだろうから、怒るだろう」とも付け加えている。

実際、「メガドライブミニ」シリーズの開発に深く関わったセガの奥成洋輔氏は、セガファンから「“ドリームキャストミニ”がほしかった」との声があったと認めつつ、「我々としてもその方向性を考えなかったわけではないのですが……」「新たな基板の開発はコロナ禍で停滞しているし、もちろんコスト的にもかなり高価格な商品になってしまいます」とも述べていた。

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