0001それでも動く名無し
2023/08/21(月) 23:09:04.09ID:5vkCe4Z80日本の製薬大手エーザイと米バイオジェンが共同開発したアルツハイマー病の新しい治療薬「レカネマブ(商品名レケンビ)」について、厚生労働省の専門家部会が21日、国内での製造販売承認を了承した。正式に承認されれば、認知症の原因物質を除去する初めての治療薬となる。今後、厚労相が正式承認する。
アルツハイマー病は脳の神経細胞が壊れ、認知機能が徐々に低下する病気。脳内に「アミロイドβ(Aβ)」という異常なたんぱく質がたまることが原因と考えられている。
既存の認知症薬は神経の働きを活発にして症状の緩和を図るが、レカネマブは病気の原因となるAβを除去し、進行を抑えることを狙う。
対象は、軽度認知症と、認知症の前段階である軽度認知障害(MCI)の人。壊れた神経細胞の再生は難しいため、症状が進んだ人は対象となっていない。
投与前に脳内にAβがたまっていることを検査で確認。2週間に1回、静脈内に点滴で投与する。
約1800人が参加した国際的な臨床試験(治験)では、18カ月の投与で、偽薬と比べて記憶力や判断力などの程度を評価するスコアの悪化が27%抑えられた。一方で、薬を使った人の12・6%に脳内の浮腫、17・3%に微小出血が報告されるなど副作用も確認された。米国では、レカネマブを使う前に、検査で副作用が出やすいとされる遺伝子型かどうかを調べることが推奨された。
この日の部会では、国内では遺伝子検査は求めないが、投与後に脳内の出血を調べることや、血栓を溶かす薬を飲んでいる人への注意喚起を確認した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e7eb2c37be2d65777cd024052cdbe0412953de77