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◇セ・リーグ 中日3-4阪神(2023年8月22日 京セラD)

 中日は今季5度目のサヨナラ負けで、5連敗。延長10回に救援した田島が、2死から安打と2四球で満塁を招き、最後は大山にサヨナラ打を浴びた。

 7月17日の阪神戦からビジター13連敗で、フランチャイズ制が導入された52年以降では球団最長に並ぶ59年以来64年ぶりの屈辱。
借金は95年以来28年ぶりとなる「25」に膨らんだ。

 立浪監督は「結局、得点されたのは全て四球が絡んでいる。後半、ずっとこういう試合が続いている」と唇をかんだ。

 5回2失点だった先発・涌井については、「球の走り自体は良かったと思います。前回登板よりよくなっているという印象は受けました」。
また、同点の8回1死一、二塁で新外国人フェリスが来日初登板。
2/3回を無失点と好救援した助っ人腕について、立浪監督は「いきなり、ピンチの場面でしたけど抑えてくれましたし、配置も含めて、いろいろ考えていかないといけない」と示唆した。

 指揮官は敵地13連敗についても言及。「どうしても投手はホームより点を取られてしまうということと、打つ方は点が取れない、それがはっきり、この成績に出ている。
昨年からそうですが、昨年より、ひどい状態になっている。投手はもう1回、攻める気持ちを持ってやってもらいたい。
同じやられるなら、打たれた方がまだ、いいので」と修正を求めた。