浦島太郎

最初の話は浦島が竜宮の国(神の世界)に行きましたとさ。というだけのお話だった。
しかし、「なにも善行してない徳のない奴が神の国いけるはずがない」というツッコミくらい「亀を助けたらその亀が竜宮の亀だった」ということになった。
だが突っ込む奴はまだツッコミ足らず「神の国と現世の時の流れが同じなのはおかしい」と言い出したので、
浦島は短期間のつもりでも、現世では数百年たってたことになった。
流石にそんな展開になったら、故郷もなくなり浦島絶望するやろということで、救済措置として玉手箱を送られる。
玉手箱を開くと神仙となり、鶴になって竜宮へ戻り亀な乙姫とラブラブな日々を送るよという展開。鶴と亀は吉だからね。
そしてそんな回りくどいことを乙姫がした理由として、二人はとても親密な関係になっていて乙姫としては別れたくなかったが、
浦島はそろそろ故郷に帰りたいとか思い始めていて、それでまあ、一旦帰ってから再度竜宮へ来るための玉手箱のはずだった。
しかし、子供向け昔話にされた時にそういう男女の仲を匂わせる描写はけしからんとされた。
オチの部分は削られ、浦島はまるで遊び呆けた罰であるかのように、ただ故郷を失い老人にされたというラストにされた。