なんだ、もう朝かと🏡
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👶ちゅちょちぇ、ごつ
VIPQ2_EXTDAT: none:none:1000:512:: EXT was configured 『塩タク』
恵太郎は神戸市に住む大学生だった。彼は花子という彼女がいて、よくデートをしていた。ある日、二人は須磨区にあるタンク山という場所に行ってみようと思った。タンク山は昔、塩の貯蔵庫として使われていた場所で、今は廃墟になっていた。塩のタンクが並んでいる不気味な風景は、ネットで話題になっていた。
恵太郎と花子はバスで須磨区に向かったが、タンク山に行く方法が分からなかった。そこで、近くに止まっていた白い車に声をかけた。運転手は中年の男で、白タクだと言った。恵太郎は白タクに乗るのは危ないと思ったが、花子は興味津々だった。花子は運転手にタンク山に行きたいと言った。運転手は笑って、タンク山なら行けると言った。恵太郎は渋々ながらも花子について白タクに乗り込んだ。
白タクは須磨区の道を走り始めた。運転手は二人に色々な話をしてくれた。塩の歴史や塩の効能など、塩に関する話ばかりだった。恵太郎は運転手の話に飽きてきたが、花子は興味深く聞いていた。やがて、白タクは山道に入った。道は狭くて曲がりくねっていて、見通しが悪かった。恵太郎は不安になってきた。タンク山はどこなのだろうか。
しばらく走っていると、白タクは突然停まった。恵太郎は前を見ると、塩のタンクが並んでいる場所に着いていることに気づいた。これがタンク山かと思った。運転手は笑顔で二人に言った。「ようこそ、タンク山へ。ここで降りてください」恵太郎と花子は白タクから降りた。運転手は二人に言った。「この中の一つのタンクに入ってみてください。塩のパワーを感じられますよ」恵太郎は怪しんだ。「どういうことですか?タンクに入るなんて危ないですよ」運転手は笑った。「大丈夫ですよ。このタンクは空ですから。中に入ってみれば分かりますよ」運転手は一つのタンクを指差した。「このタンクがおすすめですよ」
恵太郎はそのタンクを見ると、扉が開いていることに気づいた。中から暗闇が覗いていた。恵太郎は嫌な予感を感じた。「やめましょうよ、花子さん。ここから帰りましょう」花子は首を振った。「大丈夫だよ、恵ちゃん。ちょっとだけ入ってみようよ。面白そうだよ」花子は運転手についてタンクに向かった。恵太郎は仕方なく後を追った。
二人はタンクの中に入った。中は真っ暗で、何も見えなかった。塩の匂いが鼻をついた。恵太郎は手探りで花子の手を掴んだ。「早く出ましょうよ、花子さん。ここは怖いですよ」花子は笑った。「怖がらないでよ、恵ちゃん。ちょっとだけ楽しもうよ」花子は恵太郎の手を引いて、タンクの奥に進んだ。恵太郎は抵抗したが、花子に引きずられてしまった。
やがて、二人はタンクの奥に着いた。そこには小さな穴があった。穴から光が差し込んでいた。花子は穴に近づいて覗いた。「ねえ、恵ちゃん。ここから外が見えるよ。すごくきれいだよ」恵太郎も穴に近づいて覗いた。穴から見えるのは、塩のタンクが並ぶ風景だった。太陽が照りつけて、塩がキラキラと輝いていた。「これが塩のパワーか」と花子は感嘆した。
そのとき、二人は後ろからドンという音を聞いた。振り返ると、タンクの扉が閉まっていることに気づいた。「えっ?」と恵太郎は驚いた。「なにこれ?」と花子も驚いた。二人は扉に駆け寄って叩いた。「開けてください!開けてください!」と叫んだ。しかし、誰も答えなかった。扉は固く閉じられていた。
二人は白タクの運転手に騙されて、塩のタンクに閉じ込められてしまったのだった。運転手は二人を見捨てて、白タクで去ってしまった。二人はタンクの中で助けを求め続けたが、誰も来なかった。やがて、空気も水も尽きて、二人は塩に埋もれて死んでしまった。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています