中日の山浅龍之介捕手(19)に、名古屋場所で東幕下19枚目だった若隆元(31)=荒汐=から福島県のお米「天のつぶ」100キロが贈られた。
送られた「天のつぶ」を手にする山浅

 弟の関脇・若元春、幕内・若隆景と一緒に地元福島県の南相馬米PR大使を務めている若隆元は、名古屋場所前の7月2日にナゴヤ球場での2軍練習を見学。同県の聖光学院高から入団したルーキーを「推し選手」として挙げ、写真撮影も行っていた。
 若隆元は「去年から荒汐部屋でのお米は、ほとんど天のつぶです。甘みが強くて冷めてもおいしい。おにぎりにも向いています。移動中もおにぎりにしてみんなで食べています」と同品種の特徴を説明。さらに「名古屋場所前に山浅選手の練習を見せていただきましたが、激しい練習には体力が必要ですし、1軍は連日試合がありますから、体力づくりのために、このお米を食べていただければと思って贈らせていただきました」とコメントした。
 お米を受け取った山浅は「こんなにたくさんのお米をいただきビックリしました。寮でおいしくいただき、体力をつけたいです」と笑顔を見せた。

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