【習近平爆殺】中国の若年失業率、過去最高の20%超
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「努力してきたのになぜこうなったのか」。上海市在住の20代男性は、9月から始まる新シーズンを間近に控え、こうため息をつく。
この中国人男性は、6月に中国のランキングでトップ30に入る大学を卒業したばかり。中国では1000を超える大学がひしめいており、学歴だけで見ればエリートと呼べる存在だ。子供の頃から、激しい受験戦争を勝ち抜いてきたという自負もある。 だが、卒業前から開始した就職活動は連戦連敗。最終的に就職先となったのは、大手外食チェーンの店員だった。上海市内にある店舗での月給は5000元(約10万円)。思い描いていた給与水準とはほど遠く、物価を考えると生活するのがやっとの状態だが、「店長になれば月給は1万元を超える」と昇給を胸に誓い、静かに前を向く。 若年失業率は20%超、7月は公表取りやめ
この男性だけではない。中国では大卒にもかかわらず就活に苦労する若者が増えている。中国のSNS上には「(配車サービスの)滴滴出行(ディディ)か(宅配サービスの)美団で働くしかない」「大学卒業と同時に失業だ」といった投稿も見られる。
卒業後になんとか就職先を確保できるだけで「御の字」といえる状況だ。足元では満足に就職できない若者があふれている。 若者の就職難は数値からも明らかだ。中国国家統計局が発表した6月の16~24歳の若年失業率は21.3%と、3カ月連続で過去最高を更新した。8月15日には、若年失業率など年齢層で分けた失業率の公表を一時停止すると発表する「異常事態」に陥った。 中国当局は「就活中の学生を失業率に含めるか見解が分かれている」と、若年失業率の公表を停止した理由を説明する。ただ例年、中国の若年失業率は大卒生が就職する7月に年間のピークに達することから、高止まりする数値の公表を隠蔽したという印象は拭えない。SNS上には一時、「データを報告するのを恐れた」という批判や、「公表しないのならば就職率は100%だ」という皮肉の投稿であふれかえった。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています