海外の原発処理水との違いは直接溶け落ちた核燃料を冷やした水だから有害度がケタ違いだということ。
ここまでの流れはこう↓

福島原発から出た汚染水をALPSという濾過機にかけて放射性核種を取り除く。

しかしALPSの第一次処理ではトリチウムのほかに炭素14、ストロンチウム90、ヨウ素129、ルテニウム106、テクネチウム99等、それ以外の汚染物質が大量に残っていて、それらを取り除くためもう一度濾過しないといけない。

でもALPSは第一次濾過作業で忙しいのでそれらの水は第二次濾過待ち用のタンクに戻して一時保管。

しかしALPSの処理能力がまったく向上せず、最近になって保管場所が足りない?(不確定情報)等、とにかくこれ以上タンクに保管しておけない状態になる。

仕方なくタンクに溜めていた第二次処理待ちの水を海水で薄めて放出する案が出る。

昨日放出開始。