マウンドに内野手が集まったのも1度だけ。
9失点した時点で一塁の宇佐美が近藤を励ましにいったが、伊藤のタイムリーで10点目を失い、続く柴田に死球を与えても内野手も捕手の石橋も近藤に声をかけなかった。
ワースト2位タイ記録となる62球を要して、ようやくベンチに帰ったが、後藤だけが背中を叩いて出迎え、すでに立浪監督はベンチ裏に消えてしまっていた。
落合ヘッドもお尻を叩いただけでベンチの一番端に座った近藤にフォローの声をかける首脳陣は誰もいなかった。
もはや一丸ムードどころかチームの形もなしていない。

近藤に気遣ってたのが生え抜きじゃない宇佐見、後藤だけ