岸田文雄首相は米国から帰国した翌日の20日に福島第一原発を視察し、21日に漁業者と面会、22日に海への処理水の放出日を決めた。最終局面で首相が牽引(けんいん)した24日の放出は、漁業者への説明のあり方も含めぎりぎりまで調整が続いた。

放出を翌日に控えた23日、首相は周辺にこんな言葉を漏らしたという。「最後は自分が前面に立たないと、もう収まらないと思った」


「もう収まらない」処理水放出前に漏らした首相 選挙と中国を意識
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