南極の種に詳しいコロラド大学ボールダー校のカサンドラ・ブルックス助教(今回の調査にはかかわっていない)は、「地球温暖化に伴い、海氷の消失に直接起因するコウテイペンギン絶滅の可能性を裏付ける証拠はどんどん増えている」と述べ、「コウテイペンギンの存続を保証できる機会は狭まりつつある」と危機感を示した。

昨年発表された別の研究では、地球温暖化の原因となる化石燃料汚染を世界が抑制できなければ、コウテイペンギンを筆頭とする南極の在来種の65%が、今世紀末までに姿を消すだろうと予測していた。

https://www.cnn.co.jp/fringe/35208281-2.html