「大谷さんだから」思考に警鐘 ダルビッシュが感じる日本人投手と野手の“違い”
https://full-count.jp/2023/08/28/post1434656/


(略)

日本が誇るトップ打者と言えば、メジャーで本塁打王のタイトルを射程に捉える大谷翔平投手(エンゼルス)だろう。ダルビッシュは「1番いいのは大谷くんが言ってくれるのがいい」と言うが、大谷の姿から学ぶ姿勢も大切だと指摘する。

「日本人の良くないところは『あれは大谷さんだから。彼は特別だから、自分たちにできるわけがない』となってしまうところ。
そのマインドが変わればいいなと思います。

大谷くんがどうしてあんなに打てるのか。それを理解しようとすることは、すごく頭を使うしエネルギーのいること。

本能的に『自分にはできない』とシャットダウンしてしまいがちだけど、自分ができるようになるためにはどうしたらいいか、理解しようとすることが大事だと思います」


 これまでメジャーで数々の一流投手を目の当たりにし、彼らと同じレベルに達し、超すためには何が必要か、考え、悩み、挑戦し続けた。『自分にできるわけがない』という考えは捨てよう。

それこそが、いち野球人として投手・ダルビッシュから野手に伝えたい経験であり、檄なのかもしれない。