東京都教育委員会は7日、教え子だった男子生徒にみだらな行為をしたとして、特別支援学校の女性教諭(30)を懲戒免職とするなど、わいせつやセクハラ行為をした校長と教諭の計3人を処分した。

 発表によると、女性教諭は2020年12月、都内の商業施設に止めた車の中で、以前担任を務めていた男子生徒とみだらな行為をした。進路相談に乗るとして生徒を呼び出し、ドライブをしていた。女性教諭は都教委の調査に「好意はなかったが、自分の責任だ」と話しているという。

 多摩地域の小学校の男性主任教諭(43)は20年6月~21年5月、教室で女子児童6人の腹部を服の上から触るなどし、区立中学校の男性校長(53)は20年6~8月、校長室で女性職員の腰を触るなどしたという。都教委はそれぞれ停職6か月、減給10分の1(6か月)の懲戒処分とした。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20220908-OYT1T50073/