ブライトンはレンタル移籍のオファーを提案し、すでにバルセロナとは口頭合意に至ったとのこと。買い取りオプションはなしで、1年間のレンタル移籍成立が間近に迫っているようだ。

ブライトンがバルセロナFWアンス・ファティの獲得に近づいている。『ムンド・デポルティーボ』などが伝えた。

バルセロナの下部組織出身のファティは、16歳9カ月でトップチームデビュー。その後、クラブ史上最年少ゴールやチャンピオンズリーグ史上最年少得点など様々な記録を打ち立て、リオネル・メッシ退団後は10番を任されている。だが、2020年11月に左膝半月板を損傷して長期離脱を強いられると、以降も度重なるケガに悩まされることに。さらにチャビ・エルナンデス監督の下、熾烈なポジション争いの中で後塵を拝し、今季も開幕3試合はすべて途中出場と苦しい状況が続いている。

そんな中、ファティは今夏に新たな道を選ぶかもしれない。金曜日の移籍期限が迫る中、ファティはプレミアリーグで自分を試すことを望んでおり、ファティの父親がこの移籍の原動力となっているようだ。これまでトッテナムが候補に挙がっていたが、スパーズはブレナン・ジョンソンを優先し、ここに来てブライトンが新天地候補に浮上している。