岸田総理襲撃事件 爆発物使用・殺人未遂容疑などで24歳男を追送検

岸田総理大臣の選挙演説会場に爆発物を投げ込んだとして逮捕された男が総理らを殺害しようとした疑いなどで追送検されました。

 兵庫県川西市の無職・木村隆二容疑者(24)は4月、和歌山市の演説会場を訪れていた岸田総理に向けて爆発物を投げ込み、演説を妨害した疑いなどですでに逮捕されています。

 警察は31日、新たに木村容疑者について、自ら爆発物を製造した爆発物取締罰則違反の疑いや岸田総理や集まっていた聴衆らを殺害しようと爆発物を投げ込んだ殺人未遂の疑いなどで追送検しました。

 現場に残された爆発物などを鑑定した結果、殺傷能力が確認できたということです。

 木村容疑者は警察の取り調べに黙秘を続けていて、現在は刑事責任能力があったかどうかを調べるための鑑定留置を受けています。

 期限は来月1日までで、鑑定結果を受けて検察が起訴するかどうかを判断します。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d8390288c8c7555aebcff9e8e025dcb805938354