日本サッカー協会は31日、臨時理事会を開催し、2日の天皇杯4回戦・名古屋-浦和戦(CSアセット港サッカー場)において、浦和の一部サポーターがピッチ内へ乱入し、名古屋サポーター側のスタンドへと向かい、暴力行為などを行った問題で、サポーター17人に無期限の入場禁止、1人を5試合の入場禁止処分を発表した。

 「田嶋幸三ステイトメント~世界に誇れるスタジアム環境を~」との会長声明で「断じて許されぬ危険行為」とし、「17人に対する無期限の入場禁止は、浦和の試合だけでなく日本国内で行われる全ての試合(JFA主催試合に加え、Jリーグや各連盟などが主催する試合を含む)を対象としたもので、極めて厳しい決定です」と、説明した。