さらに、歴史的な猛暑が続く日本列島だが、那須のような高地も例外ではなく――。

「天皇ご一家が滞在されている現在も、栃木県那須町の連日の最高気温は30度以上で湿度もあり、けっして涼しくありません。じつは、本邸と附属邸には現在も冷房はなく、天皇ご一家は扇風機と自然の風で暑さをしのがれているのです」(皇室担当記者)

まさに“過酷避暑”を過ごされている雅子さまだが、建物そのものの“倒壊危機”も指摘されているというのだ。

「本邸は築97年、附属邸は築88年と、かなり老朽化しています。宮内庁は耐震工事などの改修を行ってきましたが、安全性を懸念した地元の人々がグループを立ち上げて、2019年に建て替えなどを求める署名活動を始めているほどなのです」(前出・皇室担当記者)

本誌が署名活動の発起人の一人で、那須高原の農家や地元住民でつくる那須嚶鳴会の会長を務める市村利男さんに取材すると、附属邸の老朽化についてこう語った。