事件が起こったのは、「10-0」と横浜10点リードのまま迎えた7回表。
この回横浜は1点を追加しなおも2死一塁の状況で、一塁ランナーの石川雄洋が二盗を敢行。
すると、捕手を務めていたヤクルト選手兼任監督・古田敦也は「何走っとんねんコラ!」と激怒。
さらに、マウンドの遠藤政隆も同様の思いだったのか、打席の内川聖一の背中に直球を直撃させた。
明らかな報復行為に球場がどよめく中、内川は痛みに悶絶しながらも一塁へ。
しかし、ヤクルト側の怒りは収まらなかったのか、続く村田修一にも危険な球を投じた。
内川には直球をぶつけたが、村田にはすっぽ抜けたカーブのような球を頭部に直撃させた。
すると、横浜側も堪忍袋の緒が切れたのか、ベンチから選手・コーチが飛び出しマウンド上の遠藤の元へ。
これを見たヤクルト側の選手・コーチもマウンドに殺到し、両チームは押し合いへし合いの乱闘に発展した。
しばらくして乱闘が沈静化した後、審判団は遠藤に危険球退場を宣告。
しかし、古田監督は村田への死球が避けられる球だったとして、審判に「お前常識持ってんのか?」、「何でお前らに敬語使わなアカンのや!」と言いたい放題。
これらの発言が侮辱行為と判断され、自身も退場を宣告される羽目になってしまった。
https://www.excite.co.jp/news/article/Real_Live_200050804/