駆除の依頼件数は大幅に減った。例年、スズメバチの活動が盛んになる8月は駆除の依頼が最も増える時期。昨年は約80件だった依頼が、今年は約30件にとどまった。

 8月の暑さは桁外れだった。仙台の平均最高気温は33・2度で、平年を5・0度上回った。平均気温も平年比で4・2度高い28・6度。いずれも観測史上最高を記録した。

 「スズメバチも暑過ぎて飛びにくいのでは」とみるのは、仙台市の駆除業者「シールドライフ」代表の宍戸幸久さん(46)。8月の駆除件数は例年の半分程度。軒下などに営巣する種類が、壁の中に巣を作るケースも多かったという。

 「こんなことは初めてだ」と宍戸さん。巣が大きくなる9月は書き入れ時というが「この暑さなのでどうなることやら」と話した。

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