30cm必要な壁の厚みが3cmしかなかった 照明をつけるために天井に穴を開けるとコンクリートが貫通 和歌山のトンネル施工不良で専門家が現地調査
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 和歌山県のトンネル工事で、コンクリートの厚みが足りないなどの施工不良が見つかった問題で、専門家が現地調査に入りました。

 和歌山県の串本町と那智勝浦町を結ぶ「八郎山トンネル」は去年9月にトンネルの工事が終了しましたが、照明をつけるために天井に穴を開けるとコンクリートが貫通し、県の調査で壁の厚さが30センチ必要なところ、3センチしかないなどの施工不良が見つかりました。

 和歌山県は早急な対策が必要として、専門家の立場から再工事の工法などを検討してもらうため、大学教授らによる検討委員会を設置し、8日午後の1回目の検討委員会を前に、午前10時半からメンバーらがトンネル内に入り現地調査を行いました。

「八郎山トンネル」は今年12月に開通する予定でしたが延期されています。