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23年採用の国家公務員、博士71人 厚労省が最多

政府は8日、2023年4月に採用した国家公務員の博士号取得者が71人だったと発表した。府省庁別にみると厚生労働省が23人で最多だった。22人の防衛省、6人の国土交通省が続いた。

内閣人事局と内閣府、文部科学省が初めて調査した。博士号を持つ人材が活躍する事例も紹介した。研究テーマが具体的な職種に結びついていることや、期待する能力も説明した。

政府は1月に在籍する国家公務員の博士号取得者が22年4月1日時点で2274人だったと明かした。

23年4月から博士課程を修了し専門性を生かした業務に従事する職員の初任給をボーナス含めて年間8万円ほど引き上げた。高度人材の取り込みを目指す。