英国イングランド中部で6日、「集団殺害」の通報を受け警察が駆け付けたところ、ヨガ教室が開催されていただけだったという騒ぎがあった。複数の人が瞑想(めいそう)して横になっているのを見て、死んで倒れていると通行人が勘違いしたという。

ヨガ教室が開催されていたのは、チャペルセントレオナーズ(Chapel St Leonards)の複合施設「ノースシー・オブザバトリー(North Sea Observatory)」内のシーサイドカフェ(The Seaside Cafe)。

同カフェは7日、フェイスブック(Facebook)に「もし昨夜9時半にチャペルセントレオナードで多数の警察車両のサイレンを聞いた人がいたら、安心してください」と投稿。「何人も床に寝そべっているのを見た人が集団殺害が起きたと通報したため」警察が駆け付けたと説明した。

実際は「ヨガ教室で瞑想をしていた」としている。

同カフェでは夜に定期的にヨガ教室が開催されている。「私たちは狂信的なカルトや集団とは関係ありません」と付け加えた。

リンカーンシャー(Lincolnshire)州警察は、通報は「善意」によるものだったと述べた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/885c33450e712e43372386bcd04c75b8dc89e707