tps://news.yahoo.co.jp/articles/6990cab6089de3baaa75b6ac0a5927d058dbc802

青葉被告は京アニ作品に感動して小説を書き始めたという。これまで2度、窃盗や強
盗で逮捕されているが、刑務所にいたときも小説執筆をあきらめなかった。ネット
掲示板「2ちゃんねる」で、京アニで監督も務める女性アニメーターAさんから「ア
ドバイスをもらった」「ほめてもらった」など一方的に思い込んだ。だが事実は異
なり、その書き込みはAさんとは別の人物によるものだったが、青葉被告は「ネット
上で好意、恋愛感情を抱くようになった」(検察側冒頭陳述)という。

青葉被告は、長編と短編でそれぞれ「京都アニメーション大賞」に応募した。
「渾身の力作」と自画自賛したものの、いずれも落選した。インターネットの小
説サイトにも作品を投稿したが、まったく見向きもされなかった。

 前出のAさんはブログを開設していたが、そのAさんの文章を、青葉被告は自分
の小説を盗用したと思い込む。さらに京アニの代表作のひとつで、「ツルネ」と
いう高校の弓道部を題材にした青春アニメで「小説がパクられた」と怨念を募ら
せるようになり、犯行を決意したという。