先発の根尾昂は6回5失点で降板 初勝利またもお預け 阪神・井上と野口に一発を浴びる【中日2軍】

◇9日 ウエスタン・リーグ 阪神―中日(安芸)

中日先発の根尾昂投手は6イニング、3安打、5四死球、7奪三振、5失点で降板した。最速は153キロ。先発は9試合目だが、初勝利はまたもならなかった。

この日は立ち上がりから制球に苦しんだ。初回1死から片山を四球で歩かせ、2死後、井上に甘く入った直球を左翼席に運ばれ2点先制された。2回も1死から死球の後、中川に三塁線を破る適時打を浴びた。

3回には先頭に四球を許すと、続く渡辺諒の打席で2度の暴投を与え、無死三塁。それでも渡辺諒をカーブで、続く井上を150キロ直球で空振り三振に仕留めて2死までこぎ着けたが、板山の打席の2球目に再び暴投で4点目を失った。

4回はこの試合初めて三者凡退に仕留め、5回は2四球を与えたものの無失点。しかし6回1死から育成・野口にソロ本塁打を被弾し、リードを広げられた。