【悲報】平塚市長「Jリーグがかなり無理なスタジアムを一方的に作れと要求してきた」
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湘南ベルマーレ“新スタジアム建設案”に平塚市長は「かなり無理な提案を一方的に…」
平塚市の落合克宏市長は、総合公園内での建設はかねてから難しいと伝えてきた、と言う。70億円の負担も含めて「かなり無理な提案を、一方的に突きつけられたと感じている」と話す。
また、総合公園以外の候補地(民有地)に建設する案に対しても、平塚市は「新スタジアム計画に対する市の考え」をまとめている。ベルマーレ側に回答した資料には、「市内には学校、社会教育施設など老朽化した公共施設が多くあるため、市が費用負担しながらスタジアムを優先して建設する必要性、公平性を説明する必要があります」「経済効果の算出根拠と、費用対効果に関する説明を、詳細にしていただく必要があります」といった課題が列挙されていた。 近年、Jリーグの複数のクラブが悩まされている「ホームスタジアム問題」。J1湘南ベルマーレと平塚市も、新スタジアムの建設をめぐって交渉を続けている。建設候補地、費用負担の問題、そもそも新しいスタジアムを建設する意義……両者の間にある齟齬は“埋められない溝”なのだろうか。クラブ側と自治体側、双方の認識と課題をあらためて整理した。(全2回の2回目/前編へ) 「箱モノ」への疑問も…新スタジアム建設の意義
2023年の日本社会は少子高齢化で生産年齢人口が減少しつつ、自然災害が頻発かつ激甚化している。高度経済成長期に整備した社会インフラが老朽化している。そうした社会情勢を踏まえると、新しい「箱モノ」を造ることに疑問の声が沸き上がるのも当然かもしれない。
そもそも、なぜ新しいスタジアムが必要なのか。
およそ三つの理由が考えられる。 一つ目は地域活性化だ。駅ビルや商店街、ショッピングモールなどと連携して、新たな需要の創出が期待できる。充実した設備の新スタジアムならば、「Jリーグの試合を観たあとに、地元のグルメを楽しみたい」「買い物をしたあとでスタジアムへ行きたい」といったニーズに、応えることができるだろう。県外からの来訪者を呼び込む手段として、スポ―ツは価値の高いコンテンツと言える。 二つ目は快適さの創出だ。昭和の時代に造られた競技場や球技場のなかには、車いす席、授乳室、多目的トイレなどが十分に整っていないものがある。スタジアム内の案内表示が、多言語に対応しきれていないスタジアムも少なくない。障害者や高齢者、さらには外国人観光客の観戦までを前提にすると、ユニバーサルデザイン化を迅速に進めたいはずだ。 三つめは災害拠点としての位置づけだ。自然災害などが発生した場合の広域避難場所として、さらには防災品や食料品の備蓄場所となることが、スタジアムなどのスポーツ施設に求められている。 スタジアムの老朽化、健全な経営環境の確保、防災拠点としての機能確保などの観点から、湘南ベルマーレは10年以上前から新スタジアム建設を検討してきた。トップチームがJ1とJ2を往復した時期を経て、2018年からは6シーズン続けてJ1で戦っている。J1定着からタイトル奪取へ目標をシフトしていい時期であり、クラブは2万2000人収容の新スタジアムの新設を平塚市に提案している。 「新設より改修のほうが費用はかさみます」
1987年に開場した平塚競技場に屋根をつければ、Jリーグのスタジアム基準を満たすことは可能だ。だが平塚商工会議所『スタジアム建設促進委員会』の鈴木成一委員長はこう語る。
「改修で屋根をつけるのも選択肢のひとつだと思います。ただ、新設より改修のほうが費用はかさみます。合理的な選択として、新しいものを作ったほうがいい、というのが私たちの考えです。改修ではなく新設ならば、補助金も出ます」
ベルマーレが計画するのは、通年で稼働できる多機能複合型のスタジアムだ。球技専用としてJリーグはもちろん女子サッカーやラグビー、アメリカンフットボールなどの試合開催も見込み、アーティストのライブも想定する。 新スタジアムには、建設時に最新の映像設備を組み込む。これにより、たとえばベルマーレの試合時にスタジアム内の大型ビジョンで立体映像を楽しんだり、アーティストのライブを臨場感そのままに配信したりすることができる。これは大きなセールスポイントになるはずだ。
さらには、平和教育にも結びつける。
新スタジアムの建設予定地にあげられる平塚市総合公園は、大戦中に兵器工場が置かれていた。45年7月には米軍の空襲を受けた歴史もある。 今年1月の「2023新体制発表会」で、湘南ベルマーレの眞壁潔代表取締役会長はこう話している。
「平塚市総合公園は終戦の年に空襲を受けて、たくさんの方が亡くなった跡地なんです。新しいスタジアムには、戦争はいけないという永遠の平和を発信できるような機能を持たせたらどうか、という我々の思いが入っています」 Jリーグのスタジアム基準では、「新設及び大規模改修に際しては、原則として屋根はすべての観客席を覆うこと」と明文化されている。J2のツエーゲン金沢のホームスタジアムとして来春から稼働する金沢ゴーゴーカレースタジアムも、全1万席が屋根で覆われている。
屋根のカバー率不足で制裁を受けているベルマーレが、現在のままの平塚競技場でホームゲームを開催していったら──どこかのタイミングで、J1ライセンスを失ってしまう可能性がある。新スタジアムの建設が決まっても、実際に稼働するまでには数年を要する。スピード感のある検討が求められるのだ。 平塚市長は「かなり無理な提案を一方的に…」
気になるのは、新設にかかる費用と場所だろう。
国内の建設現場は、建築資材の高騰に直面している。円安による輸入価格の高騰、ロシアのウクライナ侵攻による燃料高騰などが原因だ。
2015年3月に開場した南長野運動公園総合球技場(長野Uスタジアム)は、総事業費がおよそ80億円だった。17年2月開場のミクニワールドスタジアム北九州はおよそ100億円である。 ベルマーレは約140億円を見込む。スタジアム新設に関わる法人『株式会社湘南メディアスタジアム』が70億円を集め、半分の70億円は補助金の活用を含めて平塚市に負担してもらいたい、というのがベルマーレ側の希望だ。
人口25万人の平塚市にとって、70億円という金額は決して小さいものではない。ただ、70億円は返済されない資金ではない。加えて都市公園事業に関する国交省の補助金などを活用すれば、その分財政負担は大幅に減額できる。 スタジアムは湘南メディアスタジアムが指定管理者として運営管理を行なっていく計画なので、平塚市は毎年のランニングコストを負担しなくてもいい。ベルマーレ側の試算では15年間で110億円の税収効果、3800億円の経済効果が期待できるという。 建てたきゃ自前で建てろ
長崎はジャパネットが金出してるぞ 平塚商工会議所『スタジアム建設促進委員会』の鈴木委員長が言う。
「箱モノを作ると聞いたら、脊髄反射的に『えっ』と思うところはあるでしょう。それは分かります。ただ、新スタジアムの建設は未来への投資です。最初は拠出してもらいますが、70億円プラスアルファが税収として返ってきます」
スタジアム建設とその後の管理運営を目ざす『株式会社湘南メディアスタジアム』では、新スタジアム建設の第一候補を平塚市としている。レモンガススタジアム平塚のある平塚市総合公園内の別の場所に建設する計画だが、ここに齟齬が生じている。 平塚市の落合克宏市長は、総合公園内での建設はかねてから難しいと伝えてきた、と言う。70億円の負担も含めて「かなり無理な提案を、一方的に突きつけられたと感じている」と話す。
また、総合公園以外の候補地(民有地)に建設する案に対しても、平塚市は「新スタジアム計画に対する市の考え」をまとめている。ベルマーレ側に回答した資料には、「市内には学校、社会教育施設など老朽化した公共施設が多くあるため、市が費用負担しながらスタジアムを優先して建設する必要性、公平性を説明する必要があります」「経済効果の算出根拠と、費用対効果に関する説明を、詳細にしていただく必要があります」といった課題が列挙されていた。 両者のすれ違いは“埋められない溝”なのか
ベルマーレは「平塚市を離れることも辞さない」との報道もある。
株式会社湘南メディアスタジアムの佐藤倫明社長は、「平塚市さまで検討が無理だということになれば、平塚市さまにちゃんとお話をしたうえで、他の自治体ということはステップを踏んであり得る」と話している。あくまでも平塚市との合意を目ざし、それが叶わないなら他市との交渉へ移るというスタンスだ。「条件が飲めなければ出ていく」といった強硬姿勢で、交渉を進めるつもりはない。
湘南メディアスタジアムと平塚市は「思惑がすれ違っている」との報道があるが、両者の間には絶対に埋められない溝が横たわっているのか。否、そうではない。話し合いを重ねていくことで、着地点を見出すことはできるはずだ。 新スタジアムの建設については、5万人を超える署名が集まっている。署名活動を進めてきた平塚商工会議所『スタジアム建設促進委員会』の鈴木委員長が言う。
「署名をしてくれた80パーセントは神奈川県在住の方で、平塚市民はおよそ38パーセントです。等々力でのアウェイゲームでも、川崎フロンターレさんの好意でブースを置かせていただきました。マスコットのふろん太くんも書いてくれました」
Jリーグは経済的・物理的に結びつきの少ない都市と都市を、サッカーを通して結びつけている。それぞれのチームのファン・サポーターは、ホームゲームやアウェイゲームに足を運び、訪れた都市の情報をSNSなどで発信する。プロ野球やラグビーのリーグワンなどに比べて参加クラブが多く、個々のホームタウンと密接したJリーグは、自治体の宣伝という観点からもポテンシャルを秘めたコンテンツと言うことができる。 福祉や医療の充実、少子高齢化対策などが求められる社会情勢を踏まえつつ、10年後、20年後のホームタウンのあるべき姿に思いを馳せ、スポーツの、Jリーグの価値を正しく読み取る。その先に、スタジアムをどうするべきかの答えがある。
おわり 15年で負担分70億の採算取れる計算なら自前で作れば? 専スタあるとこれだけメリットありますよって言うけどなら自分で造れよってなるわなあ Jリーグチェアマン「ニワカとかライトなファンはスタジアムに来て欲しくない」
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/bsn/434845?page=2
仮に1万人がいるとして、それがすべて“作品を作り上げる”1万人ではなくてファンの1万人だったとして、“サポーター”と呼ばれる熱量を生み出す人がゼロだったとする。
反対に熱量を出す“サポーター”が5000人がいたとして“ファン”がゼロだったとするなら、後者の“サポーター5000人”の方が“いい作品”を作ることができると思います。 サッカースタジアムに経済効果なんてほとんど無いだろ サポーター(笑)は藤沢市や鎌倉市が受け入れてくれる前提で話してるの笑える 藤沢茅ヶ崎鎌倉は土地無いし住宅街だらけで騒音問題が出てくるから無理や どっかの工場が潰れたら分からんけど >>35
Jリーグバブルの頃から何も意識変わってないのは思い上がりすぎやな ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています