高齢者施設に入所する100歳代の女性に性的暴行を加えたとして、弟子屈署は9日、同じ施設に入所する佐藤基次容疑者（79）＝弟子屈町泉2＝を不同意性交等の疑いで逮捕した。容疑を認めているという。
逮捕容疑は、女性が不同意の意思を表明できない状態に乗じて7日午後9時半ごろ、施設の居室内で性的暴行をしたとしている。
同署によると、女性は寝たきりで、施設職員が暴行の現場を目撃。女性は病院に搬送されたが、容体が急変して8日午前0時55分ごろに死亡した。病院から署に通報があり、司法解剖の結果、内因性の死因と判明した。
同署は、性的暴行と死亡との因果関係などを調べている。

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