「いま、非常に苦しんでますよね。借金13ですか(実際は14)。なかなか現場も試行錯誤してると思いますけども、まあ、こういうときだからこそね、選手自身、1人1人、いま自分たちが何をしたいのか。どういうプレイをしたいのか――ただ『勝ちたいです』とか『打ちたいです』、これは子供が言う意見ですから。

 もっと具体的に自分がどういう選手になりたいのか。この残る試合を……約100試合まだ残ってますけど、それぞれの選手がプランを作ること。監督、コーチがやることも大事だと思いますけど、やっぱり選手が主役ですから、選手がプランを作ること。

 そして試合に臨んで、うまくいかなくても自分で作ったプランですから、絶対忘れないはずなんですね。そういう戦い方を残り試合でやっていけば、必ず次につながっていくんじゃないかなと。

 ホント主役は選手ですから、選手が自分で考えて、それをサポートするという形がね、理想だというふうに感じてます」

 そこまで答えたあと、お客から「じゃあ、いまは我慢ですか?」と聞かれると、

「これはもう、勝ち負けはどうしても出てしまうんですけども、そうすると選手の顔が変わると思います。いろんな意味でね。ホントに監督、コーチも一生懸命やってるのは手に取るようにわかりますから、歯車がちょっと合えば。応援してください」

 と、熱っぽく持論を展開した。

 2022年シーズン中、立浪監督が京田陽太内野手を2軍へ強制送還した際、報道陣に残した「戦う顔をしていない」という発言を引き合いに、不甲斐ないプレーをすると、たびたびイジられる中日ナイン。

 本人に他意はなかったかもしれないが、「そうすると選手の顔が変わると思います」という与田前監督の言葉が意味深に聞こえてしまうほど、中日ファンたちのストレスは根深い。

https://news.yahoo.co.jp/articles/1b50546be818c7a099ee01acf61dcb1a97210d6d