巨人・原辰徳監督(65)が11日、12日からの阪神3連戦(甲子園)に守護神の大勢を呼ばない考えを改めて示した。

 大勢は10日の2軍戦で実戦復帰。映像でチェックした指揮官は同日、「非常にいい姿として私には映りました。来週には戻ってくると思いますよ」と語る一方、即1軍復帰には慎重だった。この日、関西への移動前に改めて聞かれると「大勢は甲子園には来ないでしょう。まだ様子見でしょう」と話した。救援陣を厚くするために早く呼びたいところではあるが、万全を期す。復帰は早くても15日からの中日戦(バンテリンドームナゴヤ)となる見込みだ。

 阪神3連戦へ向かう気持ちとしては「一戦一戦だよね」と一戦必勝の姿勢を示した。5年連続の負け越しが既に決定している阪神戦は、今季一度もカード勝ち越しがなく、非常に分が悪い。それでも、3位のDeNAを1・5ゲーム差で追うだけに負けられない。本拠地Vへ向けてボルテージが上がっている阪神が相手だが、とにかく目の前の戦いに集中し、白星をつかむ。

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