世界で初めてクローンの羊「ドリー」を誕生させたことで知られる、イギリスの発生学などの研究者、イアン・ウィルムット博士が亡くなりました。79歳でした。

ウィルムット博士は、発生学や再生医療の研究者で、1996年、羊の体細胞から世界で初めてクローンの羊「ドリー」を誕生させました。

当時「ドリー」の誕生は、難病の治療などへの応用が期待される一方で、クローン人間の開発にもつながるのではないかとして倫理的な問題性も指摘され、大きな反響を呼びました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230912/k10014192951000.html