0001それでも動く名無し
2023/09/14(木) 05:23:49.97ID:l8UhD4UuM虎の勢いにのみ込まれた。3回に先発・横川が無死満塁のピンチをつくって降板。一死満塁から2番手のルーキー・松井が佐藤輝に痛恨のグランドスラムを被弾し、打線も相手投手陣を打ち崩せなかった。試合後の原監督は「0点ではいけませんね」と嘆きつつも「やっぱり今必要なのは負けん気だよね。負けん気。理屈じゃない部分のそこでしょうね」と強調した。
幸い3位・DeNAも敗れたため1・5ゲーム差は変わらないが、勝負の秋を迎えるに当たり、メディアを通したゲキとともに指揮官自らダイレクトに選手に奮起を促しているという。
「落ち込んでいた時、監督から直接LINEが来てビックリしました」。そう明かしたのは高卒3年目・中山礼都内野手(21)だった。今月6日のヤクルト戦(神宮)で「8番・三塁」として先発出場した中山は、まさかの4打席連続で空振り三振。帰りの車中でふがいなさに意気消沈していたところ、指揮官から突然「下を向くな」とメッセージが送られてきたという。
「今まで監督の言葉はグループLINEには送られてきましたが、直接は初めてでした。寮に戻ってすぐ素振りをしました」(中山)
指揮官は球団OB・岡崎郁氏の公式ユーチューブ「アスリートアカデミア」内で「(坂本)勇人は2年目に甲子園で打てずひどいヤジを受けたけど、下を向かずニラみ返していた」とエピソードを披露し、中山に「ベンチに堂々と帰ってこい」と助言したことを明かしていた。
球団関係者は「監督が若手選手に直接メッセージを送るのは珍しい。選手にとっては励みになる」と「LINE砲」の効果を認めた。
指揮官はこの日、ドラフト4位の門脇を「1番・遊撃」でスタメン起用。第1打席で中前打を放ったルーキーを「彼は闘争心がすごいあるというね。うちの選手では珍しいタイプ」とたたえた。
泣いても笑っても残り15試合。あの手この手でどうにか上位浮上を目指す指揮官の「ゲキ熱メッセージ」はナインの心に火をつけられるのか。