未就学の女児にわいせつな行為をした上に連れ去ろうとしたとして、宮城県警捜査１課と泉署は１３日、仙台市宮城野区、東北医科薬科大教授の男（５２）を不同意わいせつとわいせつ略取未遂容疑で逮捕した。

発表によると、男は７月２６日午後４時頃、仙台市泉区の商業施設内で女児の体を触った上、抱きかかえて連れ去ろうとした疑い。県警は認否を明らかにしていない。

男は、家族が目を離した隙に女児に声をかけて連れ去ろうとしたが、抵抗されたためその場に置いて立ち去ったという。母親から「子どもが連れ去られそうになった」と１１０番があり、施設内の防犯カメラ映像などから特定した。
男と女児に面識はなかった。県警が動機などを調べている。

同大事務局によると、男は同大教養教育センターの教授で、物理学が専門。担当者は「勤務態度に問題はなく驚いている。警察の捜査に全面協力していきたい」とコメントした。

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