歴史的経緯から明らかなようにタンカイザリガニは外来種である。そもそも、人工的に造られた農業ため池に、陸地における移動能力の乏しいザリガニが生息しているという事実からも人間によって導入されたことは疑いようがない。
しかし、タンカイザリガニについての分類学的な混乱や、何よりもその和名に「タンカイ」と名づけられたことも背景にあり、地元高島市(今津町)は本種を地域固有の環境のシンボルとして歴史的に保護してきた[3]。

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